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ケルティック 能『鷹姫』とは?
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『鷹姫』あらすじ
『鷹姫』発展の歴史
梅若玄祥と『鷹姫』
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『鷹姫』発展の歴史

◆1883年
アーネスト・フェノロサ(※1)、平田禿木に伴われ、梅若実(※2)に能を教わる。

◆1908年
フェノロサ逝去。フェノロサ未亡人が、能に関する草稿と訳稿をエズラ・パウンドに届ける。

◆1914年
当時、ケルト文化の復興に力を入れ、アイルランドの神話や伝説を調べていたイェイツが、秘書エズラ・パウンドから日本の能の存在を知らされる。

◆1915年
イェイツ『鷹の井戸』執筆開始。アイルランド・ケルト神話の幻想と能の幻想が通底していることに大きな衝撃を受けたイェイツは、能とケルトの同時調査をしながら書きあげた。

◆1916年
ロンドンにて『鷹の井戸』初演。鷹の女役を伊藤道郎が務める。

◆1917年
『鷹の井戸』出版
 
 『鷹の井戸』閲覧リンク:https://archive.org/details/fourplaysfordanc00yet

◆1939年
伊藤道郎が日本に帰国し、『鷹の井戸』が九段の軍人会館で上演される。

◆1949年
横道萬里雄が改作した翻案新能『鷹の泉』として上演。

◆1967年
さらに横道が改良を加え、斬新な構成にした『鷹姫』として上演。観世寿夫出演。

◆2004年、2009年、2012年 梅若玄祥、『鷹姫』を上演。



◆2010年
梅若玄祥の構成/演出で、バレエのヤンヤン・タン、ダンスの森山開次らと新作能楽舞踏劇『鷹の井戸』を発表。

◆2013年
梅若紀彰、野村萬斎ら出演で、坂本龍一のピアノとのコラボレーションによる『鷹姫』を発表。

(※1)アーネスト・フランシスコ・フェノロサ(Ernest Francisco Fenollosa、1853 - 1908)
 アメリカの東洋美術史家、哲学者。明治時代に来日。日本の芸術を評価し、紹介に努めた。
(※2)梅若実(五十二世梅若六郎、1828-1909)観世流シテ方能楽師。
(※3)横道萬里雄(よこみち まりお、1916年10月12日 - 2012年6月20日)能の研究者・演出家。