「中世アイルランドの音楽を現代に甦らせる」というコンセプトのもと、1987年にダブリンの作曲家マイケル・マクグリンによって結成された男女混声の合唱団。マイケルが発掘した中世アイルランドの聖歌、大衆的な伝統歌からオリジナル曲まで多彩なレパートリーを持つ。ラテン語、英語、ゲール語を巧みに組み合わせた歌詞で、中世の歌を現代的、時にシュールなアレンジで聴かせる。世界的に人気を博した『リバーダンス』に、1994年の初演をはじめワールド・ツアーにも参加したことで注目されて以来、アイルランドを代表するグループのひとつとして現在まで高い評価を得ている。そのユニークな音楽性と、神秘的で透明感あふれるコーラスの美しさを再現するコンサートは、アイルランドのみならず、ヨーロッパ各国、アメリカ、アジアなど20ヵ国以上の観客を魅了してきた。メンバーは設立当初から流動的でつねに交代を繰り返しており、これまでに100名以上のシンガーがアヌーナに参加した。現在は10~17名の若きシンガーを中心に編成されている。過去6回来日。2017年2月にBunkamuraオーチャードホールにて日本の能とアヌーナのコーラスを融合させた「ケルティック 能『鷹姫』」を行い、各方面から高く評価された。同年、人気ゲーム「Xenogears Original Soundtrack Revival Disc」及び「ゼノブレイド2」のサントラに参加し、レコーディングを行なった。2018年4月「ゼノギアス20周年記念コンサート」にゲスト出演。
2022.03.31更新
アヌーナのシンガー、アシュリン・マクグリンがヴォーカルを務めたゲーム『クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション』(4/7発売)からの新曲、「夢よ、夢よ、我が魂の日々よ」(作曲:光田康典)のミュージックビデオが公開されました。
映像製作および歌詞のゲール語訳監修はアヌーナのリーダー、マイケル・マクグリン。
アシュリンは『クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション』でもう一曲ヴォーカルを担当しています。
アシュリンが参加した2曲に加え、北欧・デンマークのドリーマーズ・サーカスが参加した楽曲4曲も収録されたLP盤『クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション・ヴァイナル』も6/22に発売予定です。
https://www.jp.square-enix.com/music/sem/page/cc_rd_vinyl/
◆クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション「夢よ、夢よ、我が魂の日々よ」ミュージックビデオ