Pierre Blanchard (vn)
Dorado Schmitt (g, vn)
Samson Schmitt (g)
Gautier Lauren(bass)
ステファン・グラッペリから多くを受け継いだピエールが、フランス・ジャズにおけるヴァイオリンの伝統に敬意を表し、マヌーシュ・ギタリストのドラド・シュミット達と共に捧げた、フランス・ホット・クラブ五重奏団への熱いオマージュ。
仏「ル・クォティディアン・デュ・メドゥサン」紙
ジャンゴ&グラッペリという原点に立ち返り、マヌーシュ・ジャズの伝統を色濃く反映した素晴らしいアルバム。より洗練させたアレンジ。軽やかな調子を帯びたお馴染みのスウィング感。『ジャンゴロジー』と肩を並べるほどのめくるめく躍動感あふれる演奏。
仏「アデン」誌
ピエール・ブランシャール(ヴィオリン)
現在のヨーロッパを代表するジャズ・ヴァイオリニスト。若い頃はクラシックの演奏家として注目された時期もあったが、20代後半にジャズ・ヴァイオリニンの巨匠ステファン・グラッペリ(1908-97)と知り合い彼の愛弟子となり、ジャズに傾倒していった。ピエールはジャズを「フランス文化の誇り」と感じており、グラッペリとジャンゴ・ラインハルト(1910-53)による「フランス・ホット・クラブ五重奏団」へのトリビュート・バンドをドラド・シュミットと結成、初来日。
ドラド・シュミット〔ギター、ヴァイオリン)
マヌーシュ・スウィング界の重鎮。ジャンゴ・ラインハルトとステファン・グラッペリの両方の意志を継ぎ、マヌーシュ・ギターとジャズ・ヴァイオリンを弾きこなす世界的名手。あのチャボロ・シュミットの従兄弟であり、チャボロとは映画『ラッチョ・ドローム』で共演している。同行するサムソン・シュミットはドラドの息子。
サムソン・シュミット(ギター)
次世代のマヌーシュ・スウィング・シーンを背負って立つ、大注目の本命ギタリスト。6歳で初めてギターを手にし、10歳から父ドラドのステージに参加。ソロ・アルバム『ハート・オブ・マヌーシュ』では、オリジナリティ溢れる新しい感覚を聴かせ、モダンなマヌーシュ・スウィングとして高い評価を受けた。2004年に初来日、全国ツアーを成功させた。
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