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■ジャンル・北欧

ドリーマーズ・サーカス｜Handed On

Dreamers' Circus | Handed On



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[2024年 来日記念盤]
北欧／デンマーク伝統音楽の最高峰トリオの5thアルバム。
結成15年を迎えた３人だからこそたどり着いた伝統音楽へのアプローチと、研ぎ澄まされたアンサンブルの境地。

発売日：2024年9月13日発売
解説： 山﨑隆一
ブックレット対訳付き
品番：VITO-130
税込3,000円（税抜3,300円）
2024年発表

通販送料無料！！


01. ウルブランドの小屋
Uhrbrand’s Cabin (Nikolaj Busk) (2:33)
 02. 大いなる海
The Great Sea (Nikolaj Busk) (4:05)
 03. トレトゥール
Tretur (Ale Carr) (5:20)
 04. 老いたヤギ
The Old Goat (Ale Carr) (2:28)
 05. 沼地のフクロウ
Owls in the Bog (Ale Carr) (4:31)
 06. マルヴァ
Malva (Ale Carr) (3:20)
 07. 影の中の少女
The Girl in the Shadow (Ale Carr) (3:15)
 08. 門を高く / 雄ヤギ
Make High the Gate / The Billy Goat (Danish trad.) (4:09)
 09. カタストロフィ
Catastrophe (Ale Carr) (2:53)
 10. 散歩道
The Promenade (Ale Carr) (3:26)
 11. アイアン・ホールズ
Iron Halls (Ale Carr) (3:17)
 12. レグナーのお気に入り
Regnars Styk’ (Danish trad.) (2:10)
 13. デイドリーマー
The Daydreamer (Nikolaj Busk) (4:14)
[試聴] https://


信じられないことですが、私たちが初めて一緒に演奏してからもう15年になります。私たちはフォーク・ミュージックから始まり、時折、他の領域やジャンルに足を踏み入れることはあっても、今もフォーク・ミュージックであり続けています。私たちがコンサートで演奏する曲の多くは、実験的な方向に向かうことがあり、時には音楽の境界線に挑戦することもあります。私たちはそれを楽しんでいますが、私たち全員が、自分たちの最も初期の音楽教育を形成した伝統音楽への敬意と愛情で繋がっていることに変わりはありません。繰り返しになりますが、民俗音楽には明らかな娯楽的役割のほかに、核となる社会的機能があります。伝統音楽の演奏と伝承の中心には、人と人との交流があります。私たちがこのことを知っているのは、この音楽に足を踏み入れている若い私たち（ダンスに関しては文字通りの意味で）に寛大な先輩の演奏家たちの親切による恩恵を受けているからなのです。

コロナ禍の制限中、私たちはツアーもコンサートもできないことに気付きました。時間に余裕ができたので、私たちは、自分たちが一緒に育った人々や民俗伝統にインスパイアを受けた音楽を作曲し、出版することにしました。その結果が、2022年に出版された『Handed On』という楽譜集です。本作のレコーディングに収録されている曲の多くは、この楽譜集から生まれたものです。伝統とは、それが存在する人々、時間、場所、文脈に相応しいものであり続けるために、柔軟に適応することによってのみ生き続けることができると、私たちは信じています。『Handed On』は、伝統に貢献し、何世紀にも渡って音楽を形作り、共有してきた途切れなく続く人々への敬意と感謝を示す試みです。

私たちの旅にお付き合いいただき、ありがとうございます。
『Handed On』が私たちにもたらしたのと同じように、あなたにも多くの喜びをもたらすことを願っています。

アレ、ルネ、ニコライ
ドリーマーズ・サーカス

（本作ブックレットより）




Dreamers' Circus - 'Malva' - Music Video



プロフィール

Dreamers' Circus
驚異的なテクニック、緻密なアンサンブル、卓越した創造性
北欧の豊かなイマジネーションの世界へと誘う至上のトリオ


メンバー

ルネ・トンスゴー・ソレンセン　Rune Tonsgaard Sørensen（Violin）
アレ・カー　Ale Carr: cittern
ニコライ・ブスク　Nikolaj Busk: piano & accordion

プロフィール

メンバー3人とも、音楽家として数々のプロジェクトで活躍し、多数の音楽賞を受賞、北欧を代表するトップの音楽家。そんな3人が2009年にコペンハーゲンで開催されたフェスティバルの後のバーで出会い、ジャム・セッションを行ったのがきっかけで結成される。その6ヶ月後、彼らはデンマークのロイヤル・アカデミー・ホールで行われたコペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団とのコンサートに出演し、観客の度肝を抜いた。2010年にスウェーデン伝統音楽のバンド「ヴェーセン」のロジャー・タロスがプロデュースしたEPでデビュー、2013年にドリーマーズ・サーカスの1stアルバム『リトル・シンフォニー』を発表。デンマーク・ミュージック・アワード（以下：DMA）の主要３部門を受賞し、瞬く間にトップに躍り出る。以降もアルバムを発表する度に音楽賞を受賞し、北欧伝統音楽の最高峰バンドとしての地位を揺るぎないものにした。2016、2017、2019、2022年に来日公演を行い、2022年の東京公演では光田康典と共演。彼らが参加したゲーム『CHRONO CROSS : THE RADICAL DREAMERS EDITION』サウンドトラック（作曲：光田康典）が大きな話題となった。スタジオジブリの宮﨑駿氏とも親交があり、4作目のアルバム『ブルー・ホワイト・ゴールド』の中では「ワルツ・フォー・ミヤザキ」という楽曲を氏に捧げている。

ディスコグラフィ
『リトル・シンフォニー』（2013）
『セカンド・ムーヴメント』（2015）
『ルーフトップ・セッションズ』（2018）
『ブルー・ホワイト・ゴールド』（2020）
2024年夏に５作目にあたる新作アルバムをリリース予定。

参加作品
ゲーム
『CHRONO CROSS: THE RADICAL DREAMERS EDITION』
アナログレコード
『CHRONO CROSS: THE RADICAL DREAMERS EDITION Vinyl』


ルネ・トンスゴー・ソレンセン ： ヴァイオリン
1983年コペンハーゲン郊外のロスキレ生まれ。コペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター、デンマーク弦楽四重奏団（2018年来日、第61回グラミー賞ノミネート）の1stヴァイオリンでも活躍するヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト。ドリーマーズ・サーカス（以下：DC）では、卓越した技術で美しいヴァイオリンの音色を奏でる。フェロー諸島出身のヴァイオリニストの父親を持ち、伝統音楽を愛する家庭に育ち、デンマーク王立音楽アカデミーでクラシック音楽も学ぶ。2008年カール・ニールセン国際コンクールで特別賞受賞、デンマーク王室・皇太子夫妻の「ライジング・スター賞」受賞、他多数の音楽賞受賞。デンマークで最も有名なヴァイオリン・ソリストと言われる。


アレ・カー ： シターン
1989年スウェーデン南部のスコーネ生まれ。シターンをはじめ、マンドーラ、マンドリン、ギター、フィドルなどを弾く北欧伝統音楽を代表する撥弦楽器奏者であり、作曲家。DCでは、シターンでリズムを刻みアンサンブルの屋台骨を支える。伝統音楽家の家庭で育ち、家族バンド「カー・ファミリー」で活動。ストックホルムの王立音楽大学で音楽を学ぶ。18歳でヴァイオリンの「リクスペルマン」（スウェーデン国家が公式に与える、熟練した伝統音楽家の称号）となる。デンマークの重要バンド「バスコ」、フィンランドのフィドラー「エスコ・ヤルヴェラ」とのデュオなど、多数のプロジェクトで活躍。DMAを10回以上受賞とノミネート。


ニコライ・ブスク ： ピアノ、アコーディオン
1982年生まれ。デンマークの伝統歌や​​ルイ・アームストロングやビートルズを聴いて育つ。コペンハーゲンのリトミック・アカデミーで学ぶ。作曲家として引っ張りだこであり、コペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団、多数のアンサンブル、合唱団、劇場公演のための曲を書いている。ジャズ・ミュージシャンでもあり、DCでは都会的な響きを加えている。デンマークで人気の伝統音楽バンド「トリオ・ミオ」、ジャズ＆伝統音楽家「ビャルケ・ファルグレン」とのデュオ、ジャズ＆ボサノヴァのグループ「ブルー・ライフ」、スコットランドのフィドラー「ハル・パーフィット・マレー」とのデュオなど、多数のプロジェクトでも活躍し、デンマーク音楽で重要音楽家として認知されている。DMAを13回以上受賞。


デビュー以来からの怒涛の受賞歴!!

デンマーク・フォーク・ミュージック・アワード2013「最優秀アルバム賞」「最優秀アーティスト賞」「最優秀新人賞」
デンマーク・フォーク・ミュージック・アワード2015「最優秀アルバム賞」「最優秀作曲者賞」
デンマーク・ミュージック・アワード2020「最優秀アルバム賞」「最優秀作曲者賞」「最優秀楽曲賞」
デンマークのカール賞 2021「最優秀作曲者賞」受賞
デンマーク国営ラジオ「P２・アーティスト・2023」受賞（非クラシック系では初の受賞）



2024年 来日公演
10/19（土）船橋市民文化創造館（きららホール）
10/20（日）ハーモニーホールふくい
10/23（水）銀座 王子ホール
10/24（木）山形 山形県郷土館「文翔館」
10/25（金）渋谷区文化センター大和田 伝承ホール
10/26（土）所沢市民文化センターミューズ　マーキーホール
来日公演詳細はこちらhttps://plankton.co.jp/dreamers/

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