TOP 公演概要 チケット 100チェロとは? チェロの魔王 ジョバンニ・ソッリマ

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■ジョヴァンニ・ソッリマとは?

音魂(おとだま)、覚醒。 そうだ!ソッリマのチェロは歌うのだ。

クラシックに独占させておく手はない!
チェロの可能性は無限大なのだ。


 チェロという楽器は、有名な「四季」でおなじみの“ヴェネツィアの司祭”アントニオ・ヴィヴァルディや、オール・ジャンルでリスペクトされる“スーパー・ドイツ人作曲家”ヨハン・セバスティアン・バッハたちが生きた「バロック音楽の時代」(17〜18世紀)に、ソロ楽器やオーケストラの楽器として演奏されるというスタンスを確立した。つまりはクラシック音楽の楽器であり、高額ゆえに驚かれることが多いヴァイオリン「ストラディヴァリウス」と同じく、楽器製作者ストラディヴァリの一族も製作していたという由緒ある楽器だ(チェロにも「ストラディヴァリウス」が存在する)。その音は男声のテノール〜バリトン音域に近く、魅惑的な音色ゆえにオトナの品格さえ漂わせている。

 それだけに、ロックなど他のジャンルで雄弁な演奏を繰り広げる音楽家が登場すると、新しい命がチェロへと吹き込まれ、楽器そのものが歌い出したり踊り出したりするのではないかとさえ思ってしまうのだ。たとえば、チェロ=クラシックの楽器だという概念さえも吹き飛ばしてくれた「2CELLOS」は、いままでチェロなど見向きもしなかったロック・キッズたちを熱狂させ、次のバンド・メンバーはチェロにしよう!という声さえもあがったと聞く(チェロのいるバンドといえば、E.L.O.がありましたね)。
 チェロでメタル・ナンバーまで演奏する「2CELLOS」は突出しているとしても、長寿番組『世界の車窓から』のテーマ音楽などで知られる溝口肇や、クラシック音楽の王道チェリストでありながらジャズやワールド・ミュージックのミュージシャンたちとコラボレーションしてチェロの可能性をググッと広げたヨーヨー・マなど、伝説になるべきプレイヤーはすでに存在しているのである。

唯一無二のオリジナリティ、
ソッリマを知ったあなたはもう戻れない!


 しかしながら、シチリア生まれの鬼才チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマの存在を知ってしまうと、「チェロ・マスターの称号は間違いなくあなたですね」と脱帽せざるを得ない。実に個性的かつ、全身全霊で弾くような演奏を聴かせてくれるのはもちろんだが、この人の手にかかると既存のジャンルなどというものは意味を成さず、ただただ「チェロの音楽」「ソッリマの音楽」としか言いようのない演奏を聴くことができるからだ。ソッリマの名前を世界中に拡散したオリジナル曲「チェロよ歌え!」を引き合いに出すなら、ソッリマのチェロは歌うだけではなく、語り、演じ、そして踊ってしまうのである。貴婦人風に化粧された(または紳士のようにふるまう)クラシック音楽ではなく、生身の人間が心や精神をやり取りするような感覚、とでも言おうか。
 そうは言っても楽器を演奏しているだけだろう、などと侮ってはいけない。優れた音楽家とは楽器と一体化して、音楽やダンスなどを司る女神ミューズ(Muse)に奉仕をする存在なのだから。

 ソッリマは数多くのプロジェクトで、その音楽性を発揮しまくっているのだが、彼のエネルギーを端的に知るための一例として、フラメンコのルーツを探りながらスペインの多彩なダンスを紹介するドキュメンタリー映画『J:ビヨンド・フラメンコ』を挙げよう。この中でソッリマは、スペイン随一のスター・ダンサーであるバレリアーノ・パニョスと共に、スペインの民俗舞曲をルーツにもつ「ファンダンゴ」(ルイジ・ボッケリーニ作曲)という音楽をチェロで演奏している。一見するとチェロがダンスの伴奏をしているように見えるのだが、音楽が進むにつれ徐々に熱気を帯びていく演奏姿を見ながら、この演奏がダンスに命を吹き込んでいたのだということを確信した。そう思わせるものが、ソッリマと彼のチェロにはあるのだ。

類い希な音楽体験の場はここにある、
「100チェロ」のエネルギーを吸収せよ!


 と、ここまで書いておきながら、実は日本においてソッリマの名前と演奏が、まだまだ広く知られていないのも事実だ(日本ではまだまだ、たくさんのCDをリリースしていたり、有名なコンクールで優勝しなくてはセンセーショナルに報じられることがない)。だからこそ今なら「え?ソッリマ、知らないの?」と、ちょっとだけ自慢ができるかもしれないけれど。
 しかし、それも時間の問題だろう。日本のクラシック音楽界でスター街道を歩いている若い世代のチェリストたちが、次々に名曲「チェロよ歌え!」をレパートリーに加え、ソッリマ絶賛の声を挙げはじめているからだ。
 私もソッリマのようになりたい!という声は世界中に広がったが、そうした人たちが参加でき、とてつもなく豊かな音楽を創造できるチャンスがある。それがソッリマとエンリコ・メロッティ(チェリスト)による一大プロジェクト『100チェロ』コンサートだ。プロアマ問わず、すべてのチェロを愛する演奏者に扉が開かれているこのコンサートでは、雄弁な音楽を奏でながら聴衆も交えて友好を図り、音楽の力を社会へと放射する。
 さあ、あなたも(演奏者であろうと聴衆であろうと)『100チェロ』の場へ参加し、自分も音楽の一部であるという喜びを体験しよう。

ご案内:オヤマダアツシ(音楽ライター)






プロフィール
1962年イタリア・シチリア州パレルモ出身。音楽家一家に生まれたソッリマは、パレルモ音楽院で、Giovanni Perrieraからチェロを、父エリオドロ・ソッリマから作曲を学んだ。優秀な成績で卒業後、シュトゥットガルト音楽大学とモーツァルテウム音楽大学で、チェロをアントニオ・ヤニグロに、作曲をミルコ・ケレメンについて学んだ。ソッリマの音楽はミニマル・ミュージックの影響を強く受け、作品はモーダルなメロディと反復的な構造を特徴とすることが多い。アメリカ合衆国のミニマル作曲家よりも多様かつ取捨選択的なアプローチが特徴であるため、アメリカ合衆国の批評家Kyle Gannはソッリマをポストミニマリズムの作曲家と見なしている。 またこれに加え、クラシック、ロック、ジャズ、ポップス、中東〜地中海〜アフリカに及ぶ民族音楽など、様々な音楽の素材を自在に取り入れ融合させた独特な作風で知られている。これまでクラウディオ・アバド、フィリップ・グラス、ヨーヨー・マなど多くの巨匠と共演。アメリカではパティ・スミスとのコラボレーションも行い、ピーター・グリーナウェイ監督の映画『レンブラントの夜警』には、ソッリマの作曲した『チェロよ歌え!』、『Spasimo』が随所に使用されている。2013年と2014年の2年続けてイタリアの“La Notte della Taranta”フェスティバル(13万人動員)のディレクター/指揮兼コンサートマスターを努め、近年は「100チェロ」というプロジェクトも行っている。

ヨーヨー・マ、マリオ・ブルネロ、2CELLOS …天才達が絶賛する鬼才チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマ



ヨーヨー・マとソッリマ




2CELLOSとソッリマとミッシャ・マイスキー
数々の世界一流ホールで演奏!
カーネギー・ホール、マーキン・ホール、ブルックリン・アカデミー、クイーン・エリザベス・ホール、ウィグモア・ホール、シドニー・オペラ・ハウス、サル・ガヴォー、リスト・アカデミー…etc

幅広い音楽性
バッハからジャズ、ロック、現代音楽、中東〜アフリカに及ぶ民族音楽まで

世界中の一流アーティストと共演!
ヨーヨー・マ、2CELLOS、フィリップ・グラス、マルタ・アルゲリッチ、パティ・スミス、クラウディオ・アバド…etc

規格外のエピソードの数々!
●ミラノ市がExpo2015のテーマ曲を委嘱!
●ラッセ・イェルツェン監督によって制作された“Terra Aria”のミュージック・ビデオがyoutubeで約1,500,000回もの再生を記録!
●イタリアのフェス”La notte della taranta”(13万人動員)のディレクターを2年連続務める!


ミュージック・ビデオ "Terra Aria"


ソッリマ+ミッシャ・マイスキー+2CELLOS


ディスコグラフィー
1998年『Aquilarco』『Violoncelles, vibrez! 』
1999年『John Africa in "La formula del fiore"』
2000年『Spasimo』『Viaggio in Italia』
2001年『Tracing Astor』『Canti rocciosi』
2005年『Works』
2008年『We were trees』『Astrolabioanima』
2012年『Caravaggio』
2014年『Offenbach』
2015年『Onyricon』

<世界一流のアーティスト/オーケストラとの共演歴>

クラシック音楽の演奏家・指揮者
・ヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma):世界的チェロ奏者のひとり
・マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich):ブエノスアイレス出身の著名なピアニスト
・イェルク・デームス(Jorg Demus):オーストリアのピアニスト
・2CELLOS:マイケル・ジャクソンもチェロで弾くイケメンチェリスト。
・クラウディオ・アバド(Claudio Abbado):故世界的指揮者
・アントニオ・パッパーノ(Antonio Pappano):イタリアの指揮者
・ダニエル・ガッティ(Daniel Gatti):イタリアの指揮者
・ミッシャ・マイスキー(Mischa Maisky):ラトヴィアのチェリスト
・マリオ・ブルネロ(Mario Brunello):イタリアのチェロの名手
・ブルーノ・カニーノ(Bruno Canino):イタリアのピアニスト・作曲家

オーケストラ
・La Scala Philharmonic Orchestra
・Santa Cecilia Orchestra
・the Chicago Symphony Orchestra
・Il Giardino Armonico
・the Accademia Bizantina
・the Royal Concertgebouw Orchestra
・the Amsterdam Sinfonietta
・the Budapest Festival Orchestra
・the Berliner Philharmoniker String Quintet
・Royal Liverpool Philharmonic Orchestra
・the Manchester Camerata
・Belgrade Philharmonic Orchestra
・the Australian Chamber Orchestra 他多数

ポップスのアーティスト
・Pattii Smith パディ・スミス  シンガーソングライター・詩人
・Larry Coryell ラリー・コリエル ジャズギタリスト
・Stefano Bolllani ステファノ・ボラーニ Jazz Pianist

映画音楽やテレビ作品
・ピーター・グリーナウェイ(The Tlse Super Suitcases and Nightwatching)
・John Turturro(Evidence for a Sicilian Tragedy)
・カルロス・サウラ(arlos Saura(La Jota)
・Marco Tullio Giordana(One Hundred Steps and The Best Youth)
・Lasse Gjertsen(Day Dream)

演劇の音楽
・ロバート・ウィルソン Robert Wilson
・Alessandro Baricco
・Peter Stein
・Peter Greenawayのインスタレイションの音楽 

<世界中の一流ホールで公演を実施!>

・Carnegie Hall カーネギーホール(NY)
・Merkin Hall
・The Brooklyn Academy Music(NY)
・La Scala(ミラノのスカラ座)
・The Queen Elizabeth Hall(ロンドン)
・The Wigmore Hall(ロンドン)
・The Salle Caveau(パリ)
・The Tchaikovsky Hall(モスクワ)
・The Liszt Academy(ブダペスト・ハンガリー)
・The Sydney Opera House など





エンリコ・メロッツィ ENRICO MELOZZI
イタリア出身の作曲家、指揮者、チェリスト、プロデューサー
1977年、イタリア中部のアブルッツォ地方の町テラモで生まれ、幼少期から音楽への情熱を育み、チェロのトップクラスの音楽院を卒業。モーツァルトに傾倒し作曲を勉強し、2人のイタリア最大の映画音楽作曲家フランコ・ピエサンティとエンニオ・モリコーネのインスピレーションの影響を受けて映画音楽の作曲技法も開発。これまでに多数の短編&長編映画、そして舞台作品やオーケストラのための楽曲制作を行い、2007年にはローマを拠点とするインディペンデントレーベルCinik Recordsを立ち上げ、わずか数年で約30作品ものリリースを果たす。
2012年に、世界的に有名な作曲家でありチェロ奏者のジョヴァンニ・ソッリマ Giovanni Sollimaとともに「100チェロ」プロジェクトを立ち上げ、ローマのテアトロ・ヴァッレ、ミラノのトリエンナーレ、プダペストの大聖堂などでこれまで様々な場所で開催している。






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