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■これまでの主な100チェロ公演実積

2012年 テアトル・ヴァッレ(ローマ)
1700年代に建造された歴史ある劇場だが、政府によって取り壊しが決定。その際、多くの演奏家や劇団、芸術家が占拠し、何年にも渡って活動を続け存続を訴え、世界的演出家のピーター・ブルックまでもが応援した。ソッリマの100チェロもその運動の一環として始動し、のちにこの運動は世界的に市民参加型の文化モデルとして評価されるまでになった。1万5千人を動員。

2014年 ベルリンの壁崩壊25周年記念コンサート(トリノ)
かつて巨匠ロストロポーヴィチが表現の自由を訴え、166人のチェリストを集めてベルリンの壁崩落10周年記念公演を行った。その理念を継ぐ存在として、「自由」と「音楽文化」を守るというメッセージを込めて、トリノにて第2回目公演を実現。

2014年 ブダペスト(ハンガリー)
EUの欧州連合理事会議長にイタリア大統領が就任した際、ハンガリーのブダペストにて、イタリア大使館と共同で開催。1万人を動員。

その他、イタリア各地のフェスティバルや野外でも公演を実施
2013年 ローマ サン・ジョヴァンニ広場で80万人を動員
2014年 ミラノ セントラル・ステーション前を100チェロのフラッシュ・モブで占拠。
2016年 ラヴェンナ
    フェス「チェロランド」を開催、1週間に渡りラヴェンナをチェロの街に変える。
2018年 コモ PIEGHEVOLE FESTIVALにて開催
2018年 アブルッツォ、パレルモ 2週に渡って立て続けに100チェロを開催。

■過去の演奏曲

クラシック、バロックに加え、ロック、民族音楽など幅広いレパートリー。実際には、100人のチェリストとクリエーションしながら選曲、編曲、さらに新たに作曲しプログラムを作成する。

クラシック
・ベートーヴェン 交響曲第九番
人の声に近いと言われるチェロの音域を活かし、100チェロで大合唱を表現
・ブラームス ピアノ協奏曲第二番
ブラームスがイタリア旅行でインスピレーションを受けて書いたとされる代表作。
・J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第三番
チェリストなら誰でも弾いたことがあるであろう定番の名曲を100人で。
・ヘンデル 組曲第11番ニ短調 サラバンド
映画『バリー・リンドン』でも使用された重厚な楽曲を100人のチェロの低音を活かして。

バロック・古楽
・Sopra un Partimento di Durante:イタリア後期バロック音楽の作曲家、ドゥランテの曲。17~18世紀。
・アレグロ・ジェミニアーニ:17世紀の作曲家ジェミニアーニ作。
・コールド・ソング:英17世紀の音楽家、ヘンリー・バーセルの音楽劇「アーサー王」の中の一曲。クラウス・ノミが歌った。

民族音楽
・Sarabanda サラバンダ:16~17世紀のスペイン古典舞踊の形式のひとつ。やがて器楽曲になった。
・Livertango リベルタンゴ:アストル・ピアソラのタンゴの名曲。
・Pizzica Copertino / Indiavolata:イタリア南部の民族舞踏音楽"タランテッラ"をアレンジ。

ロック
・スメルズ・ライク・ティーン・スピリット:アメリカのロックバンド、ニルヴァーナの代表曲。
・ハレルヤ:カナダのシンガーソングライター、レナード・コーエンの名曲。
・ボヘミアン・ラプソディ:英ロックバンド、クイーンの曲。
・世界を売った男:70年代にデヴィッド・ボウイが発表し、90年代ニルヴァーナがカヴァーした名曲。
・アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール:ピンク・フロイドの閉塞的な学校教育への反発を歌ったメッセージ・ソング。
・パープル・レイン:アメリカのアーティスト、プリンスによる世界的ヒット曲。

その他
・The Sound of the Falling Walls サウンド・オブ・ザ・フォーリング・ウォールズ:
100チェロ公演用にエンリコ・メロッツィが作曲。
・Inno Africa アフリカ讃歌:アフリカ支援のためソッリマが作曲。
・Inno Nazionale Italiano マメーリの賛歌:イタリア国歌
・Violoncelles,Vibrez! チェロよ、歌え!:
世界中のチェリストにカヴァーされている、作曲家としてのソッリマの代表曲のひとつ。






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