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SEU JORGE
セウ・ジョルジ

みんながセウのライヴを待っている!乞うご期待!!

ブラジリアン・ミュージックのドキュメンタリー映画『モロ・ノ・ブラジル』で、セウ・ジョルジはブラジル最高の老舗サンバ・チーム「マンゲイラ」の長老たちとステージで共演していた。大先輩のサンバ人と親しげに会話するシーンもあり、彼がサンバという名の豊穣な大地をしっかりふまえたアーティストであることが、リアルに伝わってきた。
セウ・ジョルジの表情豊かで頼りがいのある歌声の中には、ルーツであるサンバとソウルやファンクなどが、まったく自然体で同居している。一緒に来日するミュージシャンも、ベッチ・カルヴァーリョをはじめとするサンバ界の大御所と共演している強者たちで、かと思えばセウ・ジョルジの親友マルセロ・D2の HIP HOP SAMBAプロジェクトにも参加してたりする。みんな "今どきのイカした奴ら" なのだ。
リオの下町のストリートに根ざしたセウ・ジョルジの音楽は、サンバの現在進行形であり、21世紀におけるサンバの姿を明快に見せてくれる。と同時に、地球規模のブラック・ミュージックであると言ってもおおげさではない。ピュアな魂の歌声は、コアなサンバ・ファンからクラバーやB-BOYまで、すべての人の心を洗い、踊らせてくれるはずだ。
中原 仁<J-WAVE "SAUDE! SAUDADE.." プロデューサー>

セウ・ジョルジが素晴らしいのはもちろんだが、もっと注目されるべきは、そのバック・ミュージシャン達。これほど本物のサンバミュージシャンが来日するのは本当に久しぶりだろう。
ベッチ・カルバーリョ、アルリンド・クルス、ドゥドゥ・ノブリらのバックを支える若手トッププレイヤーを中心に構成されたバンドなのだ。
最新型サンバのパワープレイを見たことがない日本の聴衆の度肝を抜くことは間違いない!
DEN(サンバ・バンド“バランサ”)

この6月、モロッコ取材の途中、立ち寄ったパリで一足先にセウ・ジョルジのライブを観た。バンドは三人のパーカッション隊とエレキベース、フルート、そしてセウ。コード楽器はセウの抱えるギターだけ。セカンド・アルバム「クルー」の編成を再現しているのだろうが、三人のパーカッションのおかげでアコースティックなサンバ・グルーヴが更に強調され、観客は一曲目から総立ちで踊っていた。バンドの中央に腰掛けギターを弾きながら歌うセウは漆黒、長身血走った目のナイスガイ。音楽家と言うよりボクサーのような佇まいだった。とにかくカッコイイ! 三ヶ月置かずにもう一度観れることに感謝!
よろずエキゾ風物ライター・サラーム海上

これは見とけ。やさぐれたマランドロ声の伊達男。アタッキーなのにゆるゆるな至福のサンバファンク。俺も行きてぇぞ。
Saigenji(ミュージシャン)

アルバムよりファンキ(Funk)度の高いライヴになることを期待します。いや、絶対にそうなるでしょう。なぜならセウ・ジョルジは、いわばジョルジ・ベンジョールの音楽的チルドレンの長男、新世代のブラジリアン・ファンクの雄なのだから。
渡辺亨(音楽評論家)

ファロファ・カリオカとの出会いから、はや7年。この日が来るのを心待ちにしていました。“現在進行形のブラジル”を堪能したいと思っています。
宮子和眞(音楽評論家)

アコースティック・ギターやカヴァキーニョの美しい響きにのせ、愛の歓びや悲しみ、自殺やシリコンを入れたおっぱい、残数ゼロのテレフォンカード、ファヴェーラからのメッセージを深い声で歌うセウ・ジョルジの歌は、どこまでも官能的でありながら、21世紀の地球に生きるとはどういうことか、今一度強く思い知らせてくれる。
中川五郎(ミュージシャン/音楽評論家)

クリエイティヴでルーツ・コンシャスで冒険的でソウルフルでフレッシュでソリッドで……セウ・ジョルジの才能を説明するにはいくつもの言葉が必要になってくる。どうやら噂によると、その真価はライヴ・パフォーマンスの場でこそ発揮されるらしい。かつてない音楽体験ができるんじゃないかと今から楽しみにしています。
大石始(音楽ライター)

ファロファ・カリオカ時代は、“芸人”といった様相のステージを展開していた彼だが、シンプルな編成で行う最新のステージではむしろ“性格俳優”といった風情。いずれにせよ、彼独特の匂い立つようなグルーヴが満喫できることは間違いない。
石川真男(フィガロジャポン2005年8/5号より)

映画『シティ・オブ・ゴッド』 でマネ・ガリーニャを演じた俳優セウ・ジョルジが歌手として来日し、共演できる幸運に感謝しています。現代のモッホ(裏山)の表現者として絶大な人気を持つ彼の男っ気溢れるステージがとても楽しみです!
松田美緒(ミュージシャン)

映画でルックスに惚れた女のコを熱狂させ、厳しい音楽オタクをノックアウトする圧倒的なライヴになるはずです。ぜひ。
市川誠(CDジャーナル編集部)

セウ・ジョルジのライヴをチェックするのは、もはやちょい悪オヤジの身だしなみ。
パリやロンドン、ニューヨークでも、ソールドアウト続出のライヴが実現するなんて、夢のようだ。
今回を見逃したら、貴方は絶対後悔するだろう。
堀内隆志(カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ・マスター)

彼を観た者は、その男っぷりとやさぐれぶりに勃つか濡れるかしかない。
究極の肉体派ブラジル音楽。「カッコ良さ」ということの比類なき完成形。
上沖央明(ブラジル音楽工房サンバタウン)

クウィンシー・ジョーンズとカルトーラが21世紀のリオで出会ったなら。そんな幸せな化学反応が生み出すかもしれない音を聞いてみたいと思うでしょ。いました、セウ・ジョルジ。名前からしてフザけててカッコよすぎです、「俺、ジョルジ」。スパイク・リーもオールドスクールも打っ棄って、エスコーラ・ヂ・ジョルジに入校のチャンス到来!
七尾藍佳(作家・DJ)


1st『サンバ・エスポルチ・フィーノ』
ノリノリのサンバ・ファンクのグルーヴが気持ちいい!!

70年代のソウルやルーツ・レゲェのグルーヴを、ブラジル独特の洗練されたちょっとジャズよりのファンキーなノリで演奏したセウ・ジョルジのこの素晴らしく気持ちのいいアルバムがこれまで発売されていなかったなんて.....ライヴもすごく楽しみです。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

若きジョルジ・ベンを彷彿とさせるようなノリと切なさがイイ。久々に、歌だけでも聞かせるブラジル男性歌手の登場と、期待している。
原田尊志(ミュージックマガジン2005年8月号より)


2nd『クルー』
セウの力強いヴォーカルに心打たれる!!

実直な弾き語り表現を核とする大人なブラジリアン・ポップ作。
佐藤英輔(アドリブ2005年2月号より)

セウ・ジョルジ特有のメロディに乗ったラフな歌声が文句なく素晴らしいし、なにより、ファヴェーラで生まれ育ち、視野を広げてきた立ち位置の確かさが伝わってくる。
石田昌隆(ミュージックマガジン2005年2月号より)

声のそのものが渋くて強いので、けっこう染みる
高橋修(ミュージックマガジン2005年3月号より)


インタビュー(2005年6月)

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