1960年代、わずか2組にまで減少し絶滅の危機にあったチャラパルタの演奏法を受け継いだオレカTXの二人は、その伝統を受け継いだだけではなく、世界中の様々なミュージシャン(ケルト、アフリカ、インド、北欧、モンゴル、ロック、ポップス、ジャズ、クラブミュージックなど)とのコラボレーションや、映画の製作(『遊牧のチャラパルタ』2006年)、コンテンポラリーダンスやコーラス・グループとの舞台"Herritmo"といった多様なプロジェクトを通し、チャラパルタの可能性を広げ、新たなアートとして革新を続けている。