キーラのグルーヴ製造人、シンガー、また詩人として活躍するケルト原人ローナンは、心優しいロマンティックな男だった。「見た目は野獣、心は少年」というローナンが書く詩にじっくりと耳を傾けてみよう。見た目の野蛮さとは正反対に、実に心優しく、繊細で純粋な人物だということに気づかされるはず。
「心の少年」ローナンの歌の前には、誰もが純粋で素直な気持ちになるだろう。
グルーヴ原人、ローナンが見つめた自分の内側にある宇宙。まるで羊水の中に居るみたいだ。聴き終えた後、それがこの世に存在するもっともでっかいグルーヴだって事に気づいた。ありがとう、ローナン。そしてまっすぐな愛。 山口洋(HEATWAVE)