●収録曲メモ(解説より抜粋)
01)12年目(ジャンゴ・ラインハルト作曲)
典型的なマヌーシュ・スウィング。
02)イット・ハド・トゥ・ビー・ユー
(アイシャム・ジョーンズ作曲)
1924年発表されたジャズ・スタンダード。
03)人生(ピエール・ルイギ作曲)
エディット・ピアフのために多くの曲を書いたルイギの作。
04)バット・ノット・フォー・ミー
(ジョージ・ガーシュウィン作曲)
1930年作。ミュージカル《ガール・クレイジー》の中の1曲。
05)真夜中のジュリア(チャボロ・シュミット作曲)
チャボロのオリジナル。(10)とほぼ同じ曲。
06)リヨラ・ボッサ(チャボロ・シュミット作曲)
ツィンバロムのドラマティックで印象的な序奏で始まる。
07)スウィング48(ジャンゴ・ラインハルト作曲)
39、41、42、48の4曲ある《スウィング》シリーズのひとつ。
08)夢の館(ジャンゴ・ラインハルト作曲)
ジャンゴ&ロスタンとの録音に比べ、ヴァイオリンの艶やかさゆえか、よりムーディな味わいになっている。
09)回りくどい呼び出し(ジャンゴ・ラインハルト作曲)
コミカルとでも言いたくなるツィンバロムとギターのユニゾンのオープニング。グルーヴ感溢れるソロの応酬に興奮必至。
10)真夜中のポール(チャボロ・シュミット作曲)
チャボロのギター・ソロ。曲の終わりでのピアニッシモのアルペッジョも繊細のきわみ。
11)アンディサイディッド(チャーリー・シェイヴァーズ作曲)
チャーリー・シェイヴァーズはトランペット奏者。スウィングの名手として名を馳せた。
12)サマータイム(ジョージ・ガーシュウィン作曲)
ガーシュウィンの黒人オペラ《ポーギーとベス》からの傑作ピース。
13)ミレ・プラル
(マンディーノ・ラインハルト、チャボロ・シュミット作曲)
『僕のスウィング』に収録された、この映画を代表する作品。
14)チャボロの憂鬱(ジアニ・リンカン作曲)
アルバム最後はツィンバロム・ソロで締め括られる。