2006年・英BBCワールドミュージックアワード(クラブ/グローバル部門)最優秀賞受賞!
2000年代のジプシー・ミュージックの在り方を決定付けたシャンテル。ここ数年の音楽シーンの動きを振り返ってみれば“時流”は面白いように彼の方へと傾いていった。黒グラサンにアコーディオン、はたまたジプシーの楽団に入り混じってターンテーブルとミキサーを操り、時にはマイクを握って歌い出すこの男こそ、柔軟かつ大胆な発想でジプシー音楽の未来をこじ開けたクラブ世代の最重要人物、なのだ。間違いない。黒人音楽におけるヒップホップ、電子音楽におけるテクノ・・・シャンテルの試みは東欧の音楽におけるそれに値する。
(吉本秀純/ライナーより)
リミックス音源:タラフ・ドゥ・ハイドゥークス/ファンファーレ・チォカリーア/バルカン・ビート・ボックス/マハラ・ライ・バンダ/コチャニ・オーケスター/ローナ・ハートナー&DJクリック/ルーツマン/アムステルダム・クレズマー・バンド/ブコヴィナ・クラブ・オーケスター/他