シソコ&セガール
マリを代表するコラ奏者バラケ・シソコと、フランス出身のチェロ奏者ヴァンサン・セガール、ジャンルを超えて活躍する弦楽器奏者ニ人によるデュオ。二人は以前同じレコード会社に所属し、ジャズ・フェスティバルでセガールの別グループ「ブンチェロ」にシソコがゲスト出演したことがきっかけで交流が始まる。二人は自宅の居室でセッションを重ね、友情を深めつつ音楽的探究を続けるようになる。その後数年をかけて実現したアルバム『チェンバー・ミュージック〜コラとチェロとの室内楽』は、2009年に発売されるやいなやフランスの各メディアから絶賛され、大ヒットを記録。その親密な交流から生まれた彼らの音楽は、ジャンルを超えた新しい才能として高く評価されている。
Ballake Sissoko & Vincent Segal - Mama FC (live)
■バラケ・シソコ (コラ)
BALLAKE SISSOKO, KORA
西アフリカ、マリ共和国の伝統を伝えるグリオの家系に生まれ、幼少より21弦のコラを弾く。父はマリ国立アンサンブルの創始者であり、祖国ではコラの第一人者。1981年にトゥマニ・ジャバテとのデュオでデビューし、2000年には自身のグループ Trio Mande Tabolo を設立。 Alboulkadri Barry、ロキア・トラオレ、Fanga Diawaraなど様々なジャンルのアーティストとの共演経験を持つ、新世代のマリを代表するコラ奏者。
Ballake Sissoko | Impro 1 | A Take Away Show
■ヴァンサン・セガール (チェロ)
VINCENT SEGAL, CELLO
フランス・シャンパーニュ出身。6歳からクラシック音楽を始め、コンセルヴァトワールを主席で卒業。99年にシリル・アテフとブンチェロを結成。現代音楽、アフリカ、南米音楽、ジャズ、ロックと幅広いジャンルのミュージシャンと共演、プロデューサーとしても名を馳せている。これまでにチャック・ブラウン、Pファンク・オール・スターズ、エルヴィス・コステロ、スティング、マリアンヌ・フェイスフルなどと共演している。