QUETZAL
Quetzal Flores(jarana-Mexican guitar)
Martha Gonzalez(vocal)
Gabriel Gonzalez(vocal)
Youior Terry Gonzalez(violin、chekere)
Dante Joseph Pascuzzo(bass)
Sisto Mario Cornejo Jr.(drums)
Edson Gianesi(percussion)
Ray Sandoval(guitar)
人口の半分以上をチカーノ(在米のメキシコ系の人々)が占める現在のロサンゼルス。メインストリームでのラテン・ブームとは別のところで、チカーノたちによる新しいムーヴメントが始まっている。その渦の中心的な存在が1998年に『政治と愛~母なる大地に抱かれて』でアルバム・デビューしたこのケッツァルである。リーダーのケッツァル・フローレスを中心に、チカーノが最も多く在住するイーストLAで活躍する気鋭の若手ミュージシャンにより結成される。マーサの力強いヴォーカル、LAの現状を歌った英語・スペイン語が自在に混じる文学的な歌詞、そしてラテン+ロック+ソウルと様々なジャンルを混ぜ合わせた斬新なミクスチャー・サウンド。ケッツァルの音楽は、地元イーストLAで熱狂的な支持を受けている。また、2005年頃にはラティーノが黒人を抜き全米最大のマイノリティとなり、「21世紀はラテン系音楽の時代」といわれ変貌が予想される米音楽シーンにおいても、ケッツァルは大きな期待を集めている。
今秋、同じイーストLA出身の大先輩バンド、ロス・ロボスと共に全米ツアーを行うことが決まっている。
*チカーノ・ロック・バンド「ケッツァル」そのチカーノとは?またチカーノ音楽シーンについて
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