清水靖晃＆サキソフォネッツ
2024年度 時期：通年
清水靖晃＆サキソフォネッツ
Yasuaki Shimizu & Saxophonettes
クラシック音楽の垣根を超えて官能的なサックス五重奏で聴くJ.S.バッハ。
日本を代表する音楽家、清水靖晃が率いるサキソフォン・クインテット。
資料動画
コンサート映像
バッハ - 無伴奏チェロ組曲 第６番：ガヴォット I, II（2013年・三島・ヴァンジ彫刻庭園美術館）
ファッションカンタータフロム京都より（2010年５月京都・大覚寺）
5音音階を基にした清水靖晃オリジナル曲
「ドロミティ・スプリング」 （2017年・スパイラルホール)
バッハ - ゴルトベルグ・ヴァリエーションズ 8（2015年・東京オペラシティ）
※コントラバス×4を加えた特別編成
バッハ - ゴルトベルグ・ヴァリエーションズ 1（2010年・すみだトリフォニーホール）
※コントラバス×4を加えた特別編成
TV出演
テレビ東京系列「東急ジルベスターコンサート2018-2019」
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スタジオライヴ（2012年「 WOWOWプライム 「ザ・プライムショー」より）
プロフィール
清水靖晃＆サキソフォネッツ
Yasuaki Shimizu & Saxophonettes
清水靖晃により、1983年に開始されたソロプロジェクト。同年、アルバム『ロトム・ア・ペカン（北京の秋）』を皮切りに、『ラテン』（91年）、『タイム・アンド・アゲイン』（93年）を経て、『チェロ･スウィーツ 1.2.3』（96年）、『チェロ・スウィーツ 4.5.6』（99年）に至る。『チェロ･スウィーツ』は、J.S. バッハの『無伴奏チェロ組曲』を、テナーサキソフォンの為に編曲、録音するという世界初の試みで、クラシックというジャンルの垣根を越えて高い評価を獲得。ミニアルバム『バッハ・ボックス』（97年）では、レコード大賞企画賞を受賞。
バッハ・プロジェクトにおいては、清水が創案した「バッハ／サキソフォン／スペース」という三角関係コンセプトのもと、地下採石場や美術館など特殊な空間に着目した録音、パフォーマンスを精力的に行う。そして2006年、4人のサキソフォン奏者、林田祐和、江川良子、東涼太、鈴木広志を加え、記念すべき第一歩として、五音音階作品を収録した『ペンタトニカ』（07年）を発表。これらの作品を携えた演奏活動も精力的に、日本はもとよりモスクワ、キューバ、香港での海外公演も大成功を収めた。2010年、東京・すみだトリフォニーホールの委嘱によってサキソフォン５本とコントラバス４本の為に編曲・初演した、バッハ『ゴルトベルク変奏曲』は、アルバム『ゴルトベルク・ヴァリエーションズ』（15年）に結実。テレビ東京番組「東急ジルベスターコンサート2018-2019」では、渋谷駅再開発中の地下大残響空間から、新年におくる前奏曲、J.S.バッハ『無伴奏チェロ組曲１番：プレリュード」を演奏し、視聴者を釘付けにした。
〈演奏予定曲〉
J.S.バッハ - 無伴奏チェロ組曲
J.S.バッハ - フーガの技法
エチオピア伝統曲「テュ・セマン・ハゲレ」「エンデンネ・ベルレンニュ」
5音音階を基にした清水靖晃オリジナル楽曲（アルバム『ペンタトニカ』より）
J.S.バッハ - ゴルトベルク変奏曲（＋コントラバス×４追加）
清水靖晃 Yasuaki Shimizu
テナーサキソフォン
作曲家／サキソフォン奏者／音楽プロデューサー。1978年にアルバムデビュー。実験的ロックバンド「マライア」を中心に『うたかたの日々』（83年）ほか５枚のアルバムを発表。同時に、多彩な音楽表現の可能性を探るべく『案山子』(82年)などのソロアルバムをリリースする。83年にサキソフォネッツ名義のプロジェクトを開始。85年から91年にかけては、パリとロンドンに活動拠点を移して3枚のアルバムを制作し、数多くのコンサートも行った。90年代後半、上述のバッハ・プロジェクトに着手。また自作品のみならず、プロデューサー、作曲家、編曲家としての活動範囲も多岐に渡り、多種多様なジャンルの楽曲制作に関わる。テレビ、映画音楽の作曲も数多く、NHKドラマ『透明なゆりかご』（18年）、『空白を満たしなさい』（22年）、久保田直監督『千夜、一夜』（22年）など。第86回米アカデミー賞にノミネートされた、ドキュメンタリー映画『キューティー＆ボクサー』（13年）では、「シネマ・アイ・オナーズ」オリジナル作曲賞を受賞。
林田祐和 Hirokazu Hayashida
テナーサキソフォン
東京芸術大学卒業、同大学院修了。第22回日本管打楽器コンクール第1位。東京佼成ウインドオーケストラ団員、クローバー・サクソフォン・クヮルテットのメンバー。東京芸術大学、武蔵野音楽大学、洗足学園音楽大学、各非常勤講師。
江川良子 Ryoko Egawa
テナーサキソフォン
東京芸術大学卒業、同大学院修了。ノナカ・サクソフォーン・コンクール第2位。ソロ、室内楽等の活動のほか、Saxophone Quartet athena、大友良英スペシャルビッグバンド、code "M”、Ensemble Otto Voci など様々なアンサンブルに参加し、国内外でのコンサートやCDリリース等にも参加。洗足学園音楽大学非常勤講師。
http://ryokoegawa.com
東 涼太 Ryota Higashi
バリトンサキソフォン
東京芸術大学を首席で卒業。同大学院修士課程修了。これまでにソリストとして、東京ニューシティ管弦楽団、藝大フィルハーモニアとコンチェルトを協演。在学中より、チャンチキトルネエド、カルテットスピリタスのメンバーとして活動。東京中低域、大友良英スペシャルビックバンドなどにも参加し、ソロ活動やオーケストラへの参加のほか、様々な形態で音楽活動を展開している。ビュッフェ・クランポン・ジャパン専属講師。洗足学院音楽大学講師。
鈴木広志 Hiroshi Suzuki
バリトンサキソフォン
東京芸術大学卒業。サキソフォン奏者、作曲家としてクラシック、現代音楽、ポップス、ジャズ、ワールドミュージックの世界で活動する。ホールや美術館でのコンサートのプロデュースや、CD、テレビ、CM等のレコーディング参加も多数。リーダーを務めたチャンチキトルネエドのほか、東京中低域、大友良英スペシャルビッグバンドなどでも中核を担う。
http://suzuki-hiroshi.com
主要アルバム
-
ゴルトベルク・ヴァリエーションズ （2015年）
- ペンタトニカ （2007年）
- チェロ・スウィーツ 4.5.6 （1999年）
- バッハ・ボックス （1997年） ※第39回日本レコード大賞企画賞受賞
- フロム・ザ・チェロ・スウィーツ （1996年）
- チェロ・スウィーツ 1.2.3 （1996年）
『ゴルトベルク・ヴァリエーションズ』（2015）
『ペンタトニカ』（2007）
テレビ・サウンドトラック
-
2013
「キューティー＆ボクサー」楽曲提供 アルバム『ペンタトニカ』収録曲を使用｜ドキュメンタリー映画、アメリカ
- 2009
「情熱人 松方幸次郎」楽曲提供 アルバム『ペンタトニカ』収録曲を使用｜ドキュメンタリー番組、テレビ朝日
- 2007
「マテマティカ２」作曲：清水靖晃｜演奏：清水靖晃＆サキソフォネッツ｜テレビ番組シリーズ、NHK
ライブ・パフォーマンス
2018
テレビ東京「東急ジルベスターコンサート2018-2019」 渋谷駅地下広場／Bunkamuraオーチャードホール、東京
「Better Days Night」Better Days レーベル 40周年記念ライブ新宿ピットイン、東京
2017
清水靖晃＆サキソフォネッツ
スパイラルホール、東京
［参考リンク https://youtu.be/mTjQG5hYjok, https://youtu.be/tWN8im1os64 ］
2016
「ゴルトベルク・ヴァリエーションズ」w/コントラバス カルテット
サマンカホール、岐阜
「あっという間」サキソフォネッツ 10周年記念公演
スーパーデラックス、東京
2015
「セッション」NHK FM番組公開収録
NHKふれあいホール、東京
「ゴルトベルク・ヴァリエーションズ」w/コントラバス カルテット
東京オペラシティ、東京
2013
清水靖晃＆サキソフォネッツ
ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡
［参考リンク https://youtu.be/mSOL24Eks44, https://youtu.be/a42ntsJo9uA ］
「清水靖晃＆サキソフォネッツin鎌倉」w/ゲスト：波多野睦美（メゾソプラノ）
鎌倉芸術劇場、神奈川
2011
「zig-BACH-zag-PENTA」［参考リンク https://youtu.be/2tpia6CmmtI ］
三鷹市芸術文化センター、東京
「フリークエンシー・ホンコン」香港城市大学、香港
2010
「ゴルトベルク変奏曲」w/コントラバス カルテット
すみだトリフォニーホール、東京
「ファッションカンタータ」ファッションショーイベント、客演
［参考リンク https://youtu.be/ZKLkMJOgP1k ］
旧嵯峨御所大覚寺 門跡、京都
2009
清水靖晃＆サキソフォネッツ
アマデオ・ロダンシアター、キューバ
2008
「雄呂血」フィルムコンサート w/ロイヤル・アートレス・オーケストラ
明治神宮 神宮会館、東京
清水靖晃＆サキソフォネッツ グネーシン音楽アカデミーホール・モスクワ
清水靖晃＆サキソフォネッツ 富士山六合目 星観荘、山梨
2007
清水靖晃＆サキソフォネッツ 府民ホールアルティ、京都
「ペンタトニカ」w/ゲスト 康本雅子（ダンス）
草月ホール、東京／フェニックスホール、大阪
清水靖晃＆サキソフォネッツ 渋谷クラブクアトロ、東京
2006
「あっという間」w/ゲスト 康本雅子（ダンス）
スーパーデラックス、東京
