「ジャズ・ワールドビート2019」
7月6日(土)めぐろパーシモンホール Report


ジャズ・ワールドビート2019はこれ以上ないくらいの大盛況で終了しました!
小ホールのアフタヌーン・サロン・ジャズ、それぞれの出演者が各自の多彩な音楽性を次々と披露。nouon Unpluggedが幾何学的なリズムとアンサンブルを構築し、Tokyo Romanyが近未来の異国に迷い込んだような世界に誘い、藤本一馬&伊藤志宏DUOがピュアで研ぎすました音の連なりで感性の扉を開き、白崎映美 with 伏見蛍がいきなりサロンを民謡酒場に変える。他のフェスでは体験できないめまぐるしい世界観の変化が魅力的でした。
その後、大ホールロビーではルハニ・ベリーダンス・アーツとアモーレ&ルルが開場中のお客様を賑わせ、それに応じるようにルーマニアワインや食事、東欧雑貨も飛ぶように売れていました。
大ホールのコンサートは、広がり続けて爆発するんじゃないかというくらい熱気が充満し続け、異様なまでの盛り上がりでした。
たをやめオルケスタの体当たりのようなガッツとエネルギーが起爆剤となり、いきなり観客をぐっと引き込みました。
その後のジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドは演奏力はもちろん、見せ方、構成も非常に巧みで、ブラス楽器とスウィングの魅力を余すところなくエンタメとして伝えてくれました。
そしてファンファーレ・チォカリーアの高速ジプシー・ブラスはまるで燃料過多の暴走列車。いきなり観客も立ち上がり、一気にMAXボルテージへ。Nourahが妖艶なベリーダンスで華を添えたかと思えば、白崎映美がジプシーを圧倒する大和根性でコンサートホールをお祭り会場へと変え、終盤では観客もステージで踊りまくる狂乱となりました。
アンコールは3つのブラスバンドがグループの枠を超えソロを取り、ユニゾンを鳴らす大団円へ。
音楽で世界の多様さを知り、繋がり合う、幸福に満ちたフェスティバルとなりました。
ジャズ・ワールドビート、来年は10月に開催予定です!
また来年、めぐろパーシモンホールでお会いしましょう!



たをやめオルケスタ


ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド


ファンファーレ・チォカリーア
ゲスト:白崎映美



ファンファーレ・チォカリーア
ゲスト:Nourah



アンコールは出演者全員登場!!
そしてファンファーレ・チォカリーアの練り歩き!!





ご来場誠に有り難うございました!!
また来年をお楽しみに!!

 






主催:プランクトン
共催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
後援:在日ルーマニア大使館