アイルランドの人気ロック・バンド「ザ・フレイムス」のフロントマン、グレン・ハンサード(vo, g)と、チェコ出身の女性シンガーソングライター、マルケタ・イルグロヴァ(p, vo)によるデュオ。01年頃グレンのプラハ滞在時にマルケタにピアノで作曲を手伝ってもらったことがきっかけとなり、二人のコラボレーションに発展して、本作『The Swell Season』が生まれた。
その後、彼らは映画『once ダブリンの街角で』の主役に抜擢。低予算で製作されたにも拘わらず、世界中で大ヒットとなる。映画で使用された彼らの楽曲は、第80回アカデミー賞・オリジナル歌曲賞受賞、第50回グラミー賞2部門ノミネート(最優秀サウンドトラック、最優秀主題歌)など、世界中の多数の賞を受賞・ノミネート。一躍スターダムに躍り出た。