彼らは、シカゴのコーネリアスか?
はたまたバッファロー・ドーターか??
クラムド・ディスクから異色のアーティスト「アリャ」登場!
インドア・ポップの系譜に位置するサニーなメロディと箱庭的なアレンジ、モータウンからの影響もちらつくメロウなベースライン、ブラジルのトロピカリズモ運動を想起させるサイケでカラフルな音像、ジャーマン・ロックのノイ!やその影響下にあるバッファロー・ドーターにも通じるキッチュでモンドな感覚等々、その音楽的センスは、ワールド・ミュージック云々よりもむしろ、かつて“渋谷系”と呼ばれたムーヴメントにも相通じるものが感じられる。(土佐有明/ライナーより)