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Toshinori Kondo plays Standards
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近藤等則
Toshinori Kondo plays Standards
あなたは恋を知らない
日本が世界に誇るトランペッター、サウンドクリエーター。20年ぶりのオリジナル・ソロ・アルバムは、キャリア初となる全曲スタンダード。リリカルでロマンティックな近未来ジャズ。
発売日:2015年4月22日
商品番号:VITO-124
定価:2,800円+税
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曲目リスト |
01) Summertime サマータイム
02) The Girl From Ipanema イパネマの娘
03) Autumn Leaves 枯葉
04) You don't Know What Love Is あなたは恋を知らない
05) In A Sentimental Mood イン・ア・センチメンタル・ムード
06) Misty ミスティ
07) Blue Monk ブルーモンク
08) My Funny Valentine マイ・ファニー・ヴァレンタイン
09) Round About Midnight ラウンド・アバウト・ミッドナイト
10) What A Wonderful World この素晴らしき世界 |
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内容紹介/コメント等 |
1993年11月、東京での活動を突然打ち切り、一人アムステルダムに住み始めた。21世紀の音楽を模索したくなったのだ。
Nature×Spirit×Technologyの三位一体が次の音楽を産むのでは、と思った。地球の大自然の中で吹く「地球を吹く」を始め、エレクトリックトランペットの開発にいそしんだ。打ち込み音楽も追究した。
10年が経ち、世界の大自然の中で吹く「地球を吹く」が一段落した頃、「スタンダードをエレキラッパで吹いたらどうなるんだろう」と閃いた。試しにライブで吹いてみたら、ニューヨークの黒人の友人が "It's Space Standard !" と煽ててくれた。すぐ煽てに乗る俺は、ムーディなトラックを作るイタリア人のエラルド・ベルノッチをアムステルダムに呼び、学校の教室よりも広い俺の部屋で録音した。2003年1月だった。
アムステルダムの雰囲気・空気感が俺のトランペットに乗り移ったんだろうか。女の子の耳元でささやくようなプレイになった。呼吸こそ異次元への扉。スタンダード・メロディーが未来へと誘う。
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絶賛コメント続々!
近藤さんは恋のベテラン!!!
山本寛斎(デザイナー/プロデューサー)
あの青い風と愛を囁き、あの山の天辺で月と戯れ、
過酷な大自然と寝て来た色気はもう音とか曲とか、、
ただ超えて気持ちいい。
そう、もう近藤さんが音楽だよね。
桃井かおり(女優)
センチメンタルで、
えろてぃっくで、
切なくて、
ジャポニズム・ジャズ。
荒木経惟(写真家)
近藤さんの圧倒的音魂。
それは唯一無二の、世界に誇る日本の音。
それは僕の永遠の憧れ、
いつか辿り着きたい音。
ずっと待っていました。祝復活!
SUGIZO(ミュージシャン)
50年前にソニー・ロリンズの You don't know what love is は若い私を夢中にさせた。
T.Kondoのトランペットのアレンジは今の私に恋するシーンを蘇らせた。
稲葉賀恵(ファション・デザイナー)
音が身体に直接触れます。
星が降るみたいにだったり、
毛布で包むみたいにだったり。
江國香織(小説家)
自然と自然ではナイモノ(自然をマネしてヒトが造ったモノ)が、ひょっとすると共存できる可能性を感じました。
黒田征太郎(イラストレーター・グラフィックデザイナー)
近藤さんが、なぜスタンダードを出すのか。このアルバムを聴く前は分からなかった。しかしアルバムを聴いて驚いた。その理由が自分なりに分かった気がしたからだ。多くの人が知っているスタンダードを題材にしなければ、できないことがあるということがよく分かった。まさに既知の未知化。これが起こって覚醒できるのである。
佐藤卓(デザイナー)
これほど素晴らしく、かつオリジナリティにあふれたスタンダード・アルバムを僕は知らない。その心地良さと幸福感。“Nature”と“Technology”を魔術師のように融合できる近藤等則でなければ作り得ない音宇宙。
これは美しく深いボヘミアンのSPIRITを内包した音楽である。
立川直樹(プロデューサー/ディレクター)
ウォーホルのモンローを初めて見たときと同じくらいのインパクト。
森永博志(編集者/作家)
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【近藤等則】
1948年愛媛県今治市生まれ。世界を舞台にグローバルな活動を続ける、日本が世界に誇る、トランペッター/サウンド・クリエーター。78年に単身でニューヨークに渡り、ジョン・ゾーン、ビル・ラズウェル、フレッド・フリスらNYの多数の新鋭ミュージシャンと活動。79年に帰国するが、欧米とのミュージシャンとの仕事が多く、東京と欧米の間を飛び回り、年間100本前後のライヴをこなす。84年に『大変』でアルバム・デビューした「IMA BAND」でロック・ジャズ・ファンク・ヒップホップ等の20世紀の音楽要素を融合させた革新的なオリジナル・サウンドを聴かせ、一世を風靡。ヨーロッパやアメリカでも高い評価を獲得。今までにソロ名義では26枚、自身のバンド「IMA BAND」では9枚、DJ Sahibとのユニット「FREE ELECTRO」では2枚、エラルド・ベルノットとビル・ラズウェルと3人のユニット「CHARGED」では2枚、ビル・ラズウェル率いるバンド「メソッド・オブ・ディフェンス」では5枚、ペーター・ブロッヅマンとの「ダイ・ライク・ア・ドッグ・カルテット」では4枚、他にDJ KRUSHや栄芝とのそれぞれのデュオ名義や企画アルバムなどなど、膨大な数のレコーディングを残している。また他のミュージシャンのゲスト参加したライブやレコーディングも膨大。これまで共演したアーティストは、ビル・ラズウェル、ぺーター・ブロッツマン、ジョン・ゾーン、ハービー・ハンコック、フレッド・フリス、バーニー・ウォーレル、アントン・フィア、ジム・オルーク、エラルド・ベルノッチ、ローン、浅川マキ、DJ-KRUSH、坂本龍一、山下洋輔、黒田征太郎、山木秀雄、酒井泰三、Reck、Sugizo、渡辺香津美、大友良英、富樫春生、山木秀夫、仙波清彦、高橋悠治、清水靖晃、栄芝、アナーキー、モンドグロッソ、坂田明、後藤次利、中村達也、布袋寅泰、嘉手苅林昌、都はるみ、倍賞千恵子、エレファントカシマシ、七尾旅人など。93年、アムステルダムへ拠点を移し、東京とアムステルダムを行き来しながら「地球を吹く」プロジェクトに取り組む。1996年にリリースされたアルバム【近藤等則×DJ Krush『記憶 KI-OKU』】は、日本のみならず世界のクラブ・シーンで反響を呼んだ。2000年、河口湖で「Mr.Fuji Aid」をプロデュース。2001年、ダライ・ラマ14世のチベットハウス(インド ニューデリー)より依頼を受け、広島県宮島厳島神社にて「世界聖なる音楽祭」をプロデュース。2003年には、端唄の栄芝師匠とのアルバム【栄芝×近藤等則『The 吉原』】をリリース。江戸の端唄・小唄とクラブ・サウンドの斬新なミックスが評価され、第45回日本レコード大賞・企画賞を受賞。2010年、山本寛斎SUPER SHOW「七人の侍」の音楽監督を務める。2012年より日本を活動拠点に移す。翌年、ドキュメンタリー映画『地球を吹く in Japan』を発表。2014年9月より、音楽ダウンロード販売サイト「Toshinori Kondo Recordings」をスタートさせ、月1枚のペースでアルバムをリリースしている。2015年春に6年ぶりのソロ・アルバム『Toshinori Kondo plays Standards〜あなたは恋を知らない』をリリースした。
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