サンセヴェリーノ(ヴォーカル、ギター)
1962年、仏パリ生まれ。3〜16歳まで父親の仕事の海外転勤のためブルガリア、ニュージーランド、ニューヨーク、ユーゴスラビア、メキシコ・・・と家族と共に転々とし、民族音楽に大きな影響を受ける。
好きな音楽は、ジャンゴ・ラインハルトにジミ・ヘンドリックス、AC/DC、東欧(ジプシー、ルーマニア〜ブルガリア伝統音楽)、インド/パキスタン、カントリー/ブルーグラス、ミュゼット、シャンソン。
20代前半から、サーカスや即興劇で道化師をやったり、ギターを演奏していたりしたという。数バンドを渡り歩き、ギタリストやベーシストとして活動したり、自作曲を発表していたほか、短編映画に主役としても出演。92年に東欧音楽とスウィング・ジャズとシャンソンの融合をコンセプトにした「ヴォルール・ド・プール」というバンドを結成。ギター、バンジョー、歌、作詞、作曲を担当する。95年に1stアルバムを発表しバンドは人気を高めていったが、メンバー内で音楽の方向性に違いが生じ90年代末に解散。サンセヴェリーノはソロ・キャリアを追求することとなる。
2001年に1stソロ・アルバム『タンゴ・デ・ジャン』を発表。「アコースティック・サウンドによる、マヌーシュ・スウィングとシャンソンレアリストの融合」を聴かせ、フランスはもとより、世界中で大ヒットを飛ばす。2001年にアカデミー・シャルル・クロ大賞、2003年にヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック賞(仏版グラミー賞)を受賞。フランスでは2000人の会場で3ヶ月に渡る公演のチケットが即完売するほどの人気を誇る。
2005年に初来日し、公演を成功させた。