■ヴァルラウンからのメッセージ
震災後すぐメールしたつもりが、送信BOXで止まっていたことに最近気づいたそうです。
「日本で出会ったすべての人、ヴァルラウンの音楽を聴いてくれているすべての人、そして日本に住むすべての人へ。 先の地震と津波、沢山の人を放射能や放射性物質で脅かしている原発の問題、そして何万人もの避難生活など、 今日本が被っている大変な状況を毎日耳にし、非常に心を痛めています。 我々があなた達のことを思い、家をなくした人達もまた新たな生活を築くことができるよう、祈っています。心をこめて、デンマークより」
ヴァルラウン
■アイリーン・アイヴァースより、動画が届きました。
「アイリーンとバンドのメンバーは皆、日々日本のことを思い、その回復を祈っています。皆さんと気持ちを共有できればと思い、このビデオ・メッセージを送ります。」
アイリーン・アイヴァース
■メリッサ・ラヴォーより、日本に捧げる曲
メリッサ・ラヴォーが、震災後、日本の為に作ってくれた曲 "No Ghost"をこのサイトで1ヶ月間限定で公開します。
昨年1月に、故郷ハイチが大地震/津波に見舞われたメリッサにとって、今回の震災は他人事ではありませんでした。
震災後にメリッサが最初にくれたメールを引用します。
「ここ1週間、日本における地震とそれによる壊滅的な被害を耳にし、本当に気の毒に思っています。多くの予想もしない出来事が、このような短い期間に起きてしまったとは。去年、ハイチでは世界がひっくり返ってしまったけれど、私には今東北にいる人々がどういう精神状態なのか、想像すら出来ません。」
そして、忙しいツアーの合間に曲を書き上げ、最小限の機材によるレコーディングのものを取り急ぎ送ってくれました。公に発表するには音のクオリティはまだ荒削りですが、とても良い曲のため、なるべく早く皆さんにお届けしたく、1ヶ月という期間限定という条件付きでこのサイトで公開することになりました。
No Ghost →歌詞を表示する(日本語訳あり)
メリッサは、この曲をプロのスタジオでレコーディングし直し、チャリティに使いたいと考えているそうです。
■カトリオーナ&クリスより、メッセージと音楽が届きました
「日本で起きた震災の日から、あなた方の事を考えずに過ごした日は一日たりともありません。もう何年もずっと日本の友人達に親切にして貰ってきたので、日本で起こった出来事を目にするのは大きな悲しみでした。
先月行ったたくさんのコンサートを通して、私達は、最後の曲を日本の皆さんに捧げてきました。私が作った「MICHAELS WOOD(マイケルの森)」という曲で、シェトランドのある家族が、彼らに起きた大きな悲劇の後に勝ち得た、希望と強さについての曲です。マイケルの森は、彼らが、息子のマイケルをしのんで育てた思い出の森。木々はとても力強く成長し、今は立派な森です。そこは、強さの象徴であるかの様な美しい場所。
ここで聴いてもらう事が出来ますので、多くの方にいくばくかの安らぎを与える事が出来ますように。悲しみではなく、平穏を思い、祈る曲なのです。
MICHAELS WOOD
スコットランドでは多くの人々があなた方の事を思っています。とても辛い時ですが、日本の人々はこれを克服し、良い時間、楽しい事、そして友情を再び共に出来る日が来る事を確信しています。
ある意味、今は世界はとても小さくなっています。あなた達はそう遠くなく、私たちの心の中で近くに感じます。このような厳しい時にこそ、私たちと日本の人々との友情の意味の大きさに気が付きました。その事をより強く感じています。それ無しでは私たちの人生はどんなに中身の無いものであったでしょうか。
私たちはいつもあなたと共にあり、もし自分たちに手伝える事があれば言って下さい。いつでもあなた達の力になれればと願っています。
心を込めて。」
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