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3MA / スリー・エム・エー


 プロフィール
ピーター・バラカン氏も愛聴!!

アフリカ大陸には魅力的な楽器が数多くあります。形も響きも独特なウード、コラ、そしてヴァリーはそれぞれモロッコ、マリ、マダガスカルという文化的にも地理的にも遠く離れたところの楽器にもかかわらず、この3人の名人が共演すると自然に溶け合います。長いことアルバムで楽しんでいるこの音楽をぜひとも生で体験したいです!
ピーター・バラカン


3MA

グリオ(世襲の音楽職能集団)の血筋をひく者が現在も音楽シーンで活躍する西アフリカのマリよりコラ奏者「バラケ・シソコ」、アラブ音楽とともにアフロ色の強いグナワなども盛んに奏でられる北アフリカのモロッコ(仏語ではMaroc)よりウード奏者「ドリス・エル・マルミ」、歴史的に東南アジア諸国との繋がりが深い東アフリカのマダガスカルよりヴァリハ奏者「ラジェリ」。 同じアフリカ圏でMaを頭文字とする共通項を持ちながらも、エリア的にも文化的にもまったく異なるバックボーンを持つ3つの国の伝統楽器のトップ奏者が一同に会し、2006年から活動をスタートさせた汎アフリカン弦楽器トリオ。2008年に『3MA』、2018年に『希望』をリリースしている。

■ メンバー
バラケ・シソコ(from マリ):コラ
ドリス・エル・マルミ(from モロッコ):ウード
ラジェリ(from マダガスカル):ヴァリハ

バラケ・シソコ(from マリ):コラ
グリオの家系に1968年に生まれ。父親のジェリマディ・シソコも伝説的なコラの名手として知られるマリ音楽界のサラブレッド。1999年にいとこで現代コラ奏者の頂点に立つトゥマニ・ジャバテとの共作『New Ancient Strings』を発表して以降、コンスタントに作品を発表しながら、特に仏チェロ奏者のヴァンサン・セガールとの美しいデュオ作ではクラシック系のファンからも幅広い支持を集めた。また、2014年に公開され仏セザール賞7部門を制した映画『禁じられた歌声』でもサウンドトラックの制作に関わり、現代マリを代表する音楽家として幅広い活躍を続けている。

ドリス・エル・マルミ(from モロッコ):ウード
1970年にモロッコで生まれ。アラブ音楽と西洋クラシックの両方を学びながらウードを習得し、90年代前半には国立音楽院によるウード奏者の試験で数多くの賞を獲得。ヴィオラ・ダ・ガンバの世界的巨匠として知られるスペインのジョルディ・サヴァールが率いる古楽アンサンブルにも在籍しながら、アラブ諸国やヨーロッパのクラシック/古典音楽界の大物たち、イタリアの越境ジャズ・トランぺッターのパオロ・フレス、インドのスライド・ギターの名手であるデバシシュ・バジャタルヤに至るまでと豊富な共演歴を誇り、“ウードの魔術師”と称されている。

ラジェリ(from マダガスカル):ヴァリハ
1964年にマダガスカルに生まれ。生後11カ月にして右手の指をすべて失うというハンディを負いつつも幼少の頃からそれを克服してヴァリハをマスターし、80年代前半からステージに立って活躍する弾き語りのシンガーソングライター。フランスのジャズ〜ワールド・ミュージック系の名門レーベル、ラベル・ブルーなどに数多くのソロ作を残し、マダガスカルを代表する音楽家としての国際的キャリアもすでに30年近くに及んでいる。

3MA - AnaRouz (L'Espoir)



3MA 来日公演2019
2019年の来日公演は終了しました。ご来場ありがとうございました。

10/18(金)愛知・宗次ホール

10/19(土)静岡音楽館 AOI

10/20(日)東京「Peter Barakan's LIVE MAGIC! 2019」出演

10/21(月)代官山・晴れたら空に豆まいて

総合問:プランクトン 03-6273-9307(平日11〜19時)

 アルバム
「希望」
2019年6月23日発売
定価2,500円+税
VIVO-475
解説:吉本秀純

マリ、モロッコ、マダガスカルの異なる「伝統と現代性」が交錯する絶品アンサンブル。現代のアフリカ音楽を代表するトップ奏者による、スーパー・ストリングス・トリオ「3MA」の2nd。



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