Sam Lee & Friends / The Fade In Time

サム・リー&フレンズ
『ザ・フェイド・イン・タイム』

英国トラヴェラーズに伝わるブリテン諸島の伝承歌を、壮大で色鮮やかな 音楽絵巻に蘇らせるサム・リー。聞き手を陶酔させる艶やかな声をもつマーキュリー賞ノミネートシンガーの傑作2ndアルバム!

プロデュース&ミックスにペンギン・カフェのアーサー・ジェフス、
ミックスにブライアン・イーノの片腕として活躍する才人レオ・エイブラハムスも参加。

発売日:2014年12月17日
品番:VITO-122
解説:松山晋也
曲解説:サム・リー
対訳:新谷洋子
定価:2,300円(税別)


ハイレゾ配信
e-onkyo、ototoy、music.jp、mora、ビクター

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プロフィール/来日情報
サム・リー来日公演

曲目リスト
1. ブライン家のジョニー / Johnny O'the Brine (4:50)
2. ボニー・バンチ・オブ・ローゼズ / Bonny Bunch of Roses (4:11)
3. ブラックバード / Blackbird (4:13)
4. グレゴリー卿 / Lord Gregory (6:38)
5. あの丘を越えて / Over Yonders Hill (6:24)
6. ムーアロック・マギー / Moorlough Maggie (7:19)
7. フェニックス島 / Phoenix Island (4:50)
8. 寝床を照らす月 / The Moon Shone On My Bed Last Night (6:06)
9. ウィリー・O / Willie O (5:15)
10. エアドッグ / Airdog (5:04)
11. 愛しのモリー / Lovely Molly (5:19)
12. 苔むした家 / The Moss House (5:36)

視聴はこちらから↓
内容紹介/コメント等

sam lee (本作では)楽曲そのものは、もちろん、前作同様ブリテン諸島の伝承曲だし、その伝統に対する敬意や情熱がビシビシ伝わってくるわけだが、彼のアレンジと歌によって、まったく新しく鮮やかな色が施された生々しいポップ・ミュージック、ポップ・アートとして再生させられている。この見事な手さばきとシャープなセンスこそが、サム・リーの類稀なる異能の証なのだと思う。
(松山晋也/ライナーより)

海外で大絶賛の嵐!

●Teregraph(5つ星/2015年ベスト・フォーク・アルバム22に選出)
歌の収集というのはフォーク・ミュージックにおいて重要な部分であるが、サムはこのアルバムにおいてそれを並外れた形で成し遂げている。
とてつもないアルバムだ。威厳に満ちている。

●The Guardian(5つ星)
マーキュリー賞受賞のサムが、ドラマと驚きの詰まったセカンド・アルバムで再びフォーク界を震撼させる。
間違いなく、年間最優秀アルバムのひとつだ。

●MUSIC OMH(4.5星)
このアルバムでは、素晴らしいアレンジと目を見張るアンサンブルの成長が反映され、サムのオープン・マインドさと新しいものを吸収する能力が顕著になり、楽曲に驚くべき革新的な命を与えている。
音楽は眠りより完全に覚醒し、伝承歌と現代的な文脈の交差点と共通点を浮き彫りにしつつも、何より楽曲の持つ誠実さ、信念、純粋な精神を損なわず今に伝えている。

●OBSERVER(4つ星)
サム・リーは古いフォーク・ソングに対する自身のアプローチを、「再野生化」と表現している。
この音楽には確かに圧倒的な自由があり、時にサムとアーサー・ジェフスによって醸造された、凄まじく強い"スピリット"が宿っている。
サムの声は野性的というよりしなやかで、由緒ある恋や別離、物語、蜜月への裏切りなどの物語を今に伝えている。
素晴らしい、独創的な作品だ。

●Folkradio UK
サム・リーは伝統的フォークの境界を、ボリウッド・ビーツ、ポリネシア音楽、現代音楽などの様々な融合体へと押し広げた。
最新のテクノロジーを駆使し、収集した歌を独自のモダンな解釈と巧みに結びつけている。
これは確かに、21世紀ならではの歴史的ドキュメントだ。

●Artree
このアルバムは時空を超えて、聴く者を世界のあらゆるところに連れ去ってくれる。

●The Arts Desk
サム・リーはバラッドの持つドラマティックな物語を解釈する達人だ。
聴くごとに豊かさを増すアルバム。

●Songwriting
トラディショナル・フォークとしての太鼓判を残しながらも、サムはその音楽を変態させ、単なる模倣を超えたものーー奇跡的な何かへと押し上げた。