ALT

アイルランド、ベルファスト出身のシンガー・ソングライター「アンデ ィ・ホワイト」(A)、ホットハウス・フラワーズの「リアム・オ・メンリィ」(L)、スピリット・エンズ〜クラウデッド・ハウスの「ティム・フィン」 (T)の3人によって結成。グループ名は各メンバーの頭文字から取られている。

1995年にアルバム"『altitude』(同年ライヴ・アルバム『bootleg』)をリリース、それに合わせ、ツアー活動(アイルランド、イギリス、オランダ、スイス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど)も行い、評判になった。その後、アンディはソロ・アルバム『TEENAGE』(1996)、ティムは弟ニールとの兄弟ユニット「フィン」でアルバム『FINN』(1995年)、そしてリアムはホットハウス・フラワーズを再開し今年の6月に新作『ボーン』をリリースするなど、それぞれ違った活動をしている。今回日本公演のため3年ぶりに再編し、初来日を果たした。


<メンバー>
アンディ・ホワイト Andy White
 (vo/g/b)
リアム・オ・メンリィ Liam O'Maonlai
 (vo/pf/bodhran/dijeridoo/whistle/ds)
ティム・フィン TimmFinn
 (vo/g/ds)

『altitude』(1995年)

3人の持ち味がバランス良く引き出されているALTの唯一のスタジオ録音盤。本作は笑いの絶えないリラックスした雰囲気でレコーディングされたという。アルバムの13曲中12曲が3人による共作で、1曲の中には3人のヴォーカルがリードとコーラスの両方をとるスタイルが大半を占める。至る所で3人のセンスが光っている名盤。イギリス、アイルランド、オーストラリアでは発売前から話題を集めた。今年11月には、待望の国内盤がリリースされる。

『bootleg』(1995年)

『altitude』がリリースされる前、1995年2月に行われたオーストラリア、ニュージーランドのツアーを収めたライヴ・アルバム。

● 関連リンク ALT / Andy White