Celtic Christmas '99 vol.2

CARLOS NUNEZ Japan Tour 1999
カルロス・ヌニェス 1999来日公演 終了

スペイン・ガリシア出身の天才パイプ奏者 初の単独来日

「モンスター」と呼ばれるタイプのミュージシャンがいます。つまり、聴きながら自分の耳を疑いたくなるような凄いやつのことです。チーフタンズの前回、前々回の来日公演でゲストとして参加したカルロス・ヌニェスはまさしくそういう人でした。小学生として無理やりリコーダーをやらされたぼくはこの楽器を完全に軽蔑していましたが、カルロスの演奏を生で観たら脱帽してしまいました。ガイタと呼ばれるスペインのバグパイプをやるときの彼も、その辺のギター・ヒーローよりよっぽどカッコいい!
スペイン独特のケルト音楽からフラメンコや北アフリカの要素、クラシックまで自然にこなす彼の幅の広さを考えると、秋に予定されている彼の単独ライヴは間違いなく99年のハイライトの一つとなるでしょう。今から楽しみです。

ピーター・バラカン

写真は東京公演の様子

Set List(Tokyo)

1. モウラの城(『アモーレス・リーブレス』)
2.ムイニェイラス・ダ・ソルテ(『アモーレス・リーブレス』)
3. マリア・ソリーニャ(『アモーレス・リーブレス』)
4. フラメンコ・ダンス(曲目不明)
5. サンティアーゴ・メドレー(ザ・チーフタンズ『サンティアーゴ』)
6. Jigs & Bulls(『アモーレス・リーブレス』)
7. 夜、洗う女(『アモーレス・リーブレス』)
8. パンチョズ・ソング(曲目不明)
9. A Costa de Galicia
10. シル川のほとりで(『アモーレス・リーブレス』)
11. チーフタンズ・メドレー
12. ダンシング・ウィズ・ロジーナ(『スパニッシュ・ケルトの調べ』)
13. ラックル・ダックル・ジプシー(『アモーレス・リーブレス』)

アンコール
14. 自由な愛(『アモーレス・リーブレス』)
15. 船の魂(『アモーレス・リーブレス』)
16. Music for Found Harmonion

Carlos Nunez(ガイタ、ホイッスル)
Pancho Alvarez(ブズーキ)
Luis Robisco(フラメンコ・ギター)
Isabel Sanjuan(フィドル)
Carles Benavent(ベース)
Xurxo Nunez(パーカッション)
Luna(フラメンコ・ダンス、ヴォーカル)

[Guest]
Donal Lunny(ブズーキ)

公演終了 1999 会場
Tokyo 12/18(sat)、19(sun) ラフォーレミュージアム原宿
Sendai 12/21(tue) 仙台市民会館・小ホール
Osaka 12/22(wed) 心斎橋クラブクアトロ
「Celtic Christmas Party
〜from Galicia」
12/18(sat) ラフォーレミュージアム原宿

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