第23回<東京の夏>音楽祭2007 島へ−海を渡る音
「ザンジバル島の大衆音楽・ターラブ」
出演:カルチャー・ミュージカル・クラブ
ゲスト:ビ・キドゥデ(vo)
7/17(火) 梅田 ザ・フェニックスホール
7/19(木) 渋谷 C.C.Lemon ホール
<関連イベント>ザンジバル島の大衆音楽「ターラブ」を知る!
講師:富永智津子(宮城学院女子大学教授)
7/18(水) ブリヂストン美術館1Fホール
ツアーの様子はブログにて
▼プランクトン・ブログ
▼サカキマンゴー「ンゴマする日々」
<大阪公演リポート>
もうチケット代を捻出するのもギリなので、やむなくスルーしそうだったのですが、やはりコレは観なければ、と行ってきました、ザンジバルの混血音楽の華=ターラブ@フェニックスH
いやはや、最高に素晴らしかったです。
今年の、いやここ数年でいろんな国のライブを見てきたけど、その中でも確実に3指に入る素晴らしいライブでした。
東京公演を迷っている方は、ぜひ見に行って下さい!!!
レコードでは聴いていたけど、やっぱこんな音楽、他には絶対ない。僕はもう、しょっぱなの昔のアラブ歌謡のような味わい深いインスト2曲で涙が出そう・・・というか出ましたが、アラブ音楽、アフリカ音楽、古いインドの映画音楽、ジプシー音楽など、"ミクスチャー"みたいな成分分析可能なレベルじゃなくて、もっとたおやかで優美で、ユルくも熟成されたグルーヴの中から、すべての"耳のツボ"を突いてくる音の豊かさに感動。
そして、御歳95のボーカリスト、ビ・キドゥデ!
ステージ上に登場するだけでもインパクト大ですが、歌もまた素晴らし。
詳しいことは見てのアレですが(これから見る方も多そうなので・・・)、 盛り上がり曲では、アラブ音楽的な編成なのに、コンゴのルンバ・ロックっぽくなったり、、、いやはや。
褐色の人達が、オールド・タイミーなアラブ音楽的サウンドを奏でて いる姿だけでも、充分にかっこいいんですけどね。
終盤のフェニックス・ホールは、 映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のあのクライマックスの 演奏シーンのようになっとりました。いや、ホントに。
最後は、会場全体から心からのスタンディング・オベーション。
もう国境やチンケなジャンルや流派の違い、専門は何か・・・などなど完全にど〜でもよくなりました。
吉本秀純
●ビ・キドゥデ NHK-BSハイビジョン特集
95歳の歌姫ビ・キドゥデが、NHKのハイビジョン特集で取り上げられました。地元ザンジバルでNHKが密着取材。
NHK BS hi (ハイビジョン)
ハイビジョン特集「はだしの歌姫の一世紀〜ザンジバル・風待ちの島で〜」
2008/3/19(水)20:00〜21:30
好評につき、音楽番組としてリメイク放送が決定!
「世紀の歌声〜ザンジバル島・推定95歳の歌姫〜」
8/16(土)23:05〜24:34 NHK BS2
▼各紙絶賛!朝日新聞記事より!
▼ビ・キドゥデからのメッセージ(動画)!
▼ビ・キドゥデ インタビュー(サカキマンゴー)
▼制作ノート:来日公演計画はこうして生まれた
▼カルチャー・ミュージカル・クラブ『ザンジバルのバラの香り』
◎後援:タンザニア連合共和国大使館 ◎企画制作:アリオン音楽財団/プランクトン