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Kocani Orkestar
コチャニ・オーケスター
マケドニア・コチャニ出身、バルカン・ジプシーブラスの最高峰バンド。
彼らの音楽は、19世紀初頭バルカンがトルコの支配下にある頃に、北上してきたオスマン・トルコの軍楽がルーツ。トルコの軍楽隊は太鼓と大量の笛で構成されており、それがバルカンのジプシーたちにより、トルコの笛からヨーロッパのブラスへと切り替えられ、音楽の役割も軍楽から冠婚葬祭という日常性の中へと変化していった。そこにバルカンの様々な民族(マケドニア、ブルガリア、ルーマニア、セルビア、トルコなど)伝統曲のメロディ、リズムがこのブラス・サウンドに混ざりあったのである。コチャニ・オーケスターの音楽は、さらにルンバやサルサ、そして、インドの映画音楽までも取りこみ、バリエーション豊かな変拍子リズムと、メンバー全員が入り乱れる熟練したブラス・ソロを武器に、個性豊かな音楽を奏でる。トランペット、チューバ、サックス、クラリネット、ズルラ(伝統的なオーボエ)とタパン(パーカッション)で構成されている。
旧ユーゴスラビア出身で世界的な巨匠エミール・クストリッツァ監督の映画『ジプシーのとき』(1989)出演で注目される。ベルギーのレコード会社クラムド・ディスクから『オリエント・ルージュ』(1997)をリリース。同作がバルカン・ブラスの傑作として広く知られるようになる。2001年に初来日し、ルーマニアのジプシー・バンド、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスと共演。同年11月には国民文化祭に出演のため単独で来日。2006年に3度目の来日(Bunkamuraオーチャードホール)にあわせ『ジプシー・ブラス・ウェディング』をリリースした。このアルバムは、英米のロック、エレクトロ系のミュージシャン達からも広く支持され、バルカン・ビート・ボックス、シベーリ、セニョール・ココナッツ、アニマル・コレクティヴ等によってリミックスされた。2006年には公開の全世界24カ国で興行No.1のコメディ映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』のサウンド・トラックで楽曲が多数使用され話題になった。
2011年に、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスとの共同名義で『バンド・オブ・ジプシーズ 2』をリリース、ダイナミックで壮絶な共演を聴かせている。
<来日予定メンバー>
Ajnur Azizov (Vo)
Djeladin Demirov (Sax/Clarinet)
Serchuck Alimov (Trumpet)
Raim Zejnelov (Trumpet)
Nijazi Alimov (Baritone)
Suad Asanov (Baritone)
Shukri Zejnelov (Baritone)
Vinko Stefanov (Accordion)
Enis Alimanovski (Tapan)
Bilent Ashmedov (Tuba)
Nebi Kanturski (Trumpet)
Demir Shakirov (Voice)
2006年5月:東京公演(Bunkamuraオーチャードホール)
2001年11月:国民文化祭出演(群馬)、東京公演
2001年9月:初来日「ジプシー・サマー2001」
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