Ibrahim Maalouf " Diagnostic"

イブラヒム・マーロフ
『ダイアグノスティック』

(レバノン/ジャズ)

中東と西洋の文化が融合/衝突するベイルートが生んだ、世界唯一のアラビック・ジャズ・トランペッター。

発売日:2012年6月24日
解説:青木和富

VITO-265
税抜2,400円

品切れ

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来日公演

東京 JAZZ 2012出演

曲目リスト

01. Lily (is 2)
02. Will soon be a woman
03. Intro
04. Maeva in the wonderland
05. Your soul
06. Everything or nothing
07. Never serious
08. We'll always care about you
09. Douce (feat Oxmo Puccino)
10. All the beautifull things
11. Diagnostic
12. Beirut ※ボーナストラック

内容紹介/コメント等
「稀に見る優雅さ、偉大なる発見」 仏ジャズ・マガジン
「まさに達人!トランペットの革新者」 Les Inrockuptibles誌

微分音によるアラブ音楽のトランペットによる再現、さらにその音階による即興的表現は、アラブ音楽 のジャズによる融合という以上のドラマを含んでいる。それをたとえば、マイルス・デイビスの傑作『カインド・オブ・ブルー』と、次のギル・エバンスとの名作『スケッチズ・オブ・スペイン』が、当時 マイルスが好んだスペインの音楽がきっかけだったという説を流用するならば、これはアラブのトランペッ ターによる逆方向からのジャズのシステムの書き換えとなるかもしれない。(青木和富/ライナーより)


イブラヒム・マーロフ
Ibrahim Maalouf

レバノンの首都ベイルート出身、パリ育ちのトランペット奏者。トランペット奏者を父に、ピアニストの母を持ち、ジャーナリスト兼詩人兼音楽学者の祖父を持つ知識階級/音楽一家の出身。彼の父が開発した微分音を出すことのできる”4分音トランペット”を用い、アラブ音楽を奏でることのできる現存する世界唯一のトランペット・プレイヤー。
15歳にして、トランペット奏者にとって最難関と言われるバッハのブランデンブルグ協奏曲第2番を吹きこなす。その後、20世紀フランス有数のトランペット奏者モーリス・アンドレに見出され、プロ音楽家の道へ。パリの音楽学校でクラシックを学びつつ、トランペットの持つ可能性と自身のスキルを追求するため、ヨーロッパ及び国際大会にも多数出場。これまでに世界中で15以上もの受賞を果たしている。
マーロフは、彼の原点であるアラブ音楽/文化からインスピレーションを受けながらも、そこにコンテンポラリーな要素を加えて独自の音楽を生み出し、現在のパリのオリエンタル・エレクトリック・ジャズ・シーンを代表する存在となっている。ロックやポップスなど、違うジャンルのアーティストとのコラボレーションも多数。演奏参加作品は30作を超える。2007年に自身のレーベルより初のソロ作品『Diasporas』をリリース、大絶賛を受ける。2012年に初来日が決定、9月に「東京JAZZ」に出演する。

権威ある世界大会を総なめ!
★VICTOIRES DU JAZZ 2010 フランク・テノ賞受賞
★ハンガリー国際トランペット大会2002 優勝
★ワシントン国際トランペット大会2001 優勝
★モーリス・アンドレ国際大会 in パリ2003 準優勝 etc...

超一流アーティストも認める実力! 華麗な共演歴
スティング、エルヴィス・コステロ、シルヴィア・シュヴァルツ、ヴァネッサ・パラディ ヴァンサン・ドレルム、ヴァンサン・セガール、アマドゥ&マリアム、マシュー・チェディッド、ラサ・デ・セラ etc...

PV:ベイルート